210円+αで作るプローブ型温度計の製作
2010-10-29


2013年版の温度計に対応!


ある日、知り合いから
 「温度プローブって安いのない?」
と言われ、有名所の測定器とかを紹介したが、
 「いやいや、もっと安くていいし、大体分ればいいよ」
との事だった。自作パソコンなどでよく使われるマザーツールの温度計なども選択肢にあったのだが、ふと思いついた。そうだ100円ショップなら温度計があるよな。大抵あの手のものは、中がサーミスタ式だから、使えるんじゃね?とか思って買ってきたのがこちら。

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こんなものが105円で手に入る時代なのだから脅威を感じる。パッケージをすぐに捨ててしまったので、型番を失念してしまったが、また購入した時にでも型番を調べる事にする。購入場所はキャンドゥ。



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100円ショップでもイヤフォンは売っているわけで、これを延長ケーブルとして使おうというわけだ。しなやかなコードであれば何でもOK。モノラルイヤフォンの方が2メートルとか売っているのでそちらの方がお勧めだ。

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早速分解。ネジは2本で止まっているだけだからすぐに分解。

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裏側にあったサーミスタ。温度に応じて抵抗値が変化する素子である。極性は無い。これを半田ごてで外してしまう。


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このセンサーを延長すれば良い訳だ。




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さっきのヘッドフォンのコード。予想以上の細い電線。今回はプロトタイプ製作なので、これを使うが、出来ればもっと丈夫な線を使った方がいいかもしれない。




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センサーをハンダ付け。



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不要になったボールペンの先に取り付け、エポキシ接着剤で固める。


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この温度計、サンプリングが30秒単位と、測定器としての使用は厳しいと思っていたのだが、なんと、この2箇所のパッドをハンダでショートすると2秒毎の測定ができる様になるのだ。
今回の用途としては、まさにうってつけである。
その他のショートパッドも色々意味があるようで、摂氏、華氏の選択、交互に単位表示などの設定が可能だ。


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