まあ、今さら感があるのだけど、分解は楽しい。
以前にWindows 7やWindows 10を入れて遊んでいた Let's Note CF-W4であるが、動作が遅くて実用的でなく、Windows XPでしか動かないソフトを使用する事があって、バックアップしていた元のXPに戻した。
ついでに不具合の一つ、無線LANのスイッチを入れても無線LANが使用できない不具合があるから、これを解決しよう。
メルカリとヤフオクで中古品を格安で手に入れたが、2台とも無線LANが同じ症状で機能していなかった。この不具合は共通なのだろう。試しに無線LANモジュールを摘出して移植しても変わらず。やっぱり原因はスイッチっぽい。
その他CD-ROMも不具合があったので中古品から移植。
ここまで基板を分解するまでに、色々大変な工程があった。カードスロットのねじ2ヶ所を外して引っかかっている金属フレームを外し、更にドライヤーで黒い絶縁シートをはがしてやっとここまで分解できる。取り外しは、マスキング後にすずメッキ線を一周させ、鉛ハンダを使って全体を温めて取り外す。
抵抗値を測定。50〜250Ωと安定していない。これくらいの抵抗値でも不具合になる様だ。中身を分解して接点を掃除して再利用しようと思ったが、元に戻すときにプラスチックを破損してしまったので、あきらめて部品を探す。
どうやら、パナの型番はK0D112B00071というスイッチらしい。デジカメのスイッチ故障で結構話題になっていた様だ。この型番を検索するとヒットした
サービスマニュアルのサイト。この番号は記載されているが、製造メーカや型番は分からずじまい。だけど、この形はコパルのスイッチによく似ている。調べたら、
ビンゴ。
日本電産コパルCUS-12Bという型番の様だ。RSコンポーネンツで発注。
ついでに内部配線でへたってしまっているタッチポイントのフレキケーブル類を
順接続、
逆接続両方購入。余談ではあるが、この部分の基板コネクタは差し込むだけの黒いタイプと、ロックのかかるタイプの2種類ある事を確認している。
セコメントをする