洗濯機の水位センサーは意外な方法だった
2016-04-23



※洗濯機の内部写真があり、お世辞にもきれいな状態ではありません。クリックで拡大して見る場合、ご注意ください。


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最近、洗濯機で脱水時にエラーを出すようになってきた。年代物の洗濯機だからそろそろ買い替えを検討している。その前に自分で修理できないか調べてみた。


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ネットで調べると、水位センサーの故障が多かった様なので調べてみる。水位センサーは上側についている事が多く、ダイヤフラム式が一般的の様だ。東芝の洗濯機はこんなユニット。


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ピンク色のチューブは洗濯槽から伸びている。


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ユニットを外してみた。



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わりと簡単な構造。


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ホースつなぎ口からエアーを入れると、


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先端がにょきっとのびる仕組み。


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センサーはコイルばねと、コンデンサーが2つ配線されている。ホール素子かなにかと思ったが、動作による抵抗値は変化なし。


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インダクターメータでその動作がコイルのインダクタンスを利用しているということが分かった。


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更に調べてみると、なるほど、インダクタンスの変化による発振周波数の変化をマイコンで監視していたのか。これならメカ的要素がなく、故障は殆どないだろう。水位コントロールが細かくできるのも、この仕組みのおかげ。少し古い洗濯機は、可変抵抗式があった様だ。

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