震災による死者は1万5881人、行方不明者は2668人(8日現在、警察庁まとめ)。岩手、宮城、福島3県の被災地では、家族や友人、職場の同僚らを失った人々が、戻らぬ命を悼み、復興を誓い合った。午後には、天皇、皇后両陛下をお迎えして、東京・隼町の国立劇場で政府主催の追悼式が行われる。
あの地震から2年が経過。まだ行方不明者は3000人弱もいる。被災した方々はまだまだ正常な生活に戻っていないのが現状だ。災害はいつやってくるか分からない。少なくても私の記憶にあたらしい大きな震災は、神戸淡路とこの東日本大震災を見ている。いざとなったら、どうなるかは分からないが、日頃からの正しい知識と冷静な対応を身につけておくように心がけたい。
また、東京電力福島第1原発事故は、震災最初の頃はテレビでさんざん報道されたが、最近はさほど目にすることがない。しかし、高濃度で放射能汚染された冷却水の貯蓄が既に限界なのだ。
つまり何を意味するかというと、仕方がないから海に流すという事になる。
誰が仕方がないのか?やむを得ないから流すのか? 結局対策が取れない物が原発なのである。半減期の2年と短いセシウム134と、半減期約30年のセシウム137があるので、思ったよりも放射線量が少なくなっていく(出典 早川由紀夫の火山ブログ
3年9か月後、11年後、39年後の放射線量率)という事だが、汚染水がどうしようもなくなったので、また人間の手で海を汚染させざるを得ないなんて、人間はなんて愚かなんだろうと思う。
稼働している原発を全て止めた所で、なんの対策にもならないが、長いスパンでこんな危険なエナジーに代替するものができてくれる事を切に願う。
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