PIC32MXワンチップテレビゲーム「○ックマン編」レビュー
2013-02-04



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以前にPIC32MXマイコン1つだけでオリジナルビデオゲームが動くのを紹介したが、その作者がまた驚きのものを出してきた。1980年台初頭に流行ったビデオゲームを、たったひとつのマイコンだけで動かすというものだ。過去にはFPGAで再現したりするものはあったが、秋月で買っても220円しかしないマイコン一つでやってしまうという脅威。


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早速ブレッドボードで作る。作るといっても、前回作ったブレッドボードがそのままだったので、キースイッチを増設しただけである。製作部分は、前回のが参考になるだろう


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私のテレビでは作者の回路図に、100Ωの抵抗を接続して映った。この部分はお使いのビデオ入力によって調整が必要かもしれない。
映像出力の5本の抵抗についても、前回同様に近似値を使用。細かいことを気にしなければ問題無いだろう。
120Ω→100Ω
300Ω→330Ω
640Ω→680Ω
1.2KΩ→1KΩ
2.4KΩ→2.2KΩ


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すぐに完成。半導体はPIC32MX220F032B1つだけだ。


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ちなみに、当時の業務用パックマンの基板はコレ。沢山のICが散りばめられ、電源も5V6A以上と大掛かりなシステムだが、当時ではごく標準的なボード構成だ。


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それに近い動作を、コレひとつがやってしまうというのだから、インパクトが大きい。


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今回は、予めHEXファイルが同梱しているので、PICkit3を持っていれば、書き込んですぐに動作テストが可能だ。MPLABXをインストールすると一緒にインストールされるMPLAB IPEというPICプログラマを使うと簡単。使用方法はこちらのページの後半でMPLAB IPEについて説明している


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