フリーのプリント基板エディタ「PasS」はユニバーサル基板向き
2012-05-04



LCDを外した基板はこんな感じ。部品点数も少ないし、秋月B基板を使っているので、基板エディタ操作の練習にはなるだろう。


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インストールして起動すると、最初は「ピン配線をするために1/2しますか」 というメッセージがでる。これはいいえを選択。部品を最初にドンドン置いていく。部品で新たに作った部品は、SOCKET5とHEADERL6の2つだけで、あとは標準パーツを使用した。部品をダブルクリックすればリファレンスとパーツ名を入力できる。


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ひと通りパーツを置き終えたら、一旦セーブ。バックアップは取ったほうがよい。もう一度ひらきなおして、「ピン配線をするために1/2しますか」は「はい」にすることでピン間配線が出来るようになるが、このグリッドを2.54mmに戻すことはできない。できなくても部品の追加位置合わせがチョット面倒になるくらいで問題は無い。ツールの下の方にツールボタンがあるが、マウスでかざすと何のボタンかが分かる。

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パーツを表示してアウトラインだけで配線すると楽である。


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最初はとにかく配線の意味や通し方に慣れが必要で、ちょっと戸惑うであろう。青い線が基板裏の配線。赤が表の配線、オレンジ色は表のジャンパー線、緑が裏のジャンパー線だ。同じ色同士で交差させると、同一線とみなされるので、避けて通すようにする。特に青線と赤線はパターン線なので、クロスすると全部繋がる。万一触れてしまったら一旦右クリックで消して書きなおすか、電線を範囲指定で削って消すかして書きなおす。
レイヤー表示をオフにして範囲指定して消しても、実はオフしたレイヤーも消えるので注意。
ピン番号も表示出来るので、回路図と確認することもできるが、ネットリストが出力されるわけではないので、ガーバー出力でもしない限りでは特に気にしなくても良いだろう。


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(D1の方向が逆になっています)
3時間以上かけて書き上がった。LCDを載せてみた。配線にはあまり貢献していないが、位置の説明などは説得力がある。


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裏面も自動的に表示されている。緑色はジャンパー線部分。


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