100均で売っているLEDライト「ランチャー9」分解
2012-03-05


ここまでは妥協できる範囲であったが、もっと気にかかる事が。それは、りん青銅のバネの絶縁が基板のレジストだけで行われているのだ。(写真内赤枠) これは危ない。よくこんなもの売ってるなと思う。

基板は銅箔で構成されているが、緑の絶縁塗料(これをレジストという)を保護として塗っている。
ある程度の絶縁特性を持っているが、振動や機構的に擦れたりぶつかったりする部分では、摩擦などで剥がれ落ち、やがて銅箔が剥きだしてショートするおそれがある。それが電源ならば無視できない。車のシガプラグに銀紙を突っ込むようなものだ。

基板外側が、乾電池のマイナス側で、中央は乾電池のプラス側。目で追っかけてみると、もし左赤枠の緑の部分が削れてバネとショートしたら、電池をショートしたと同じ事になるのだ。正直これは幾ら100均とはいえ酷い設計と思う。

逆側のパターンが剥がれた場合は、抵抗をバイパスしてLEDに直接電圧が掛かるのでLEDが切れる可能性がある。

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この様にパターンとバネの間をしっかり絶縁していれば問題ない。日本ではチェックもせず中国の製品をホイホイと売ってしまうのか? 安いのは買う方にとって嬉しい。しかし、大前提には安全がある。必要最低限の安全対策を施される事を切に願う。

振動の多い所で使う用途には、上の写真の様なテープや薄いプラスチックなどでバネと基板の間を絶縁する改造をする事をおすすめしたい。

6/26追記


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最近の電池ボックスは注意書きのシールが入っていた。


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レンズ径24.5mm、厚さ1.2mm。ポリスチレン製。


ボディもアルミで、ストラップがついているので、
 → 100均LEDライト「ランチャー9」を高輝度LED化に改造
してみた!



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