相当古い目覚まし時計を修理した
2010-12-15


時計を直してくれと頼まれる。渡された時計は手のひらサイズの目覚まし時計。後ろはリズム時計と書いてあるシールが貼ってある。電池を入れても動かないし、アラームも動かない。

私はいくら電気を知っているからとはいえ、メカはそんなに詳しくないんだってばwww
まあ、渋々引き受けることにw


禺画像]

相当年期が入った時計。ボディもアクリルもヤニだらけ。私から見たら速攻ゴミ箱行きなのだが、持ち主は何か深い思い入れでもあるのだろう。動かない最大の原因が、電磁石から駆動する歯車にさびが付いて、それが噛んでいた。とりあえず分解してエアーを吹いて長年貯まったゴミを取り去ると、動き始めた。



禺画像]

でも、アラームが鳴らない。更に分解したら、接点が真っ黒に。これじゃ動かないな。


禺画像]

エタノールで拭いて、鉛筆でゴシゴシすると接点が復活。これを組み上げる。それにしてもトリマーコンデンサーとDIP素子で構成されている時計なんて初めて見たかもしれない。データーシートも辛うじて見つかった。(このサイトのpdfをクリックしてサムネイルドキュメントをクリックするとDL



禺画像]

アラームの精度を合わせるのに難儀したが、無事完成。マジックリンとピカールでレストア。
これで依頼主も満足だろう。
何か美味しい物でも食べさせてくれるだろうかwww


[分解・修理]
[電子]
[雑記]

コメント(全0件)
コメントをする


記事を書く
powered by ASAHIネット