seeed studioでは、まだまだDSO Nanoがアツい。なんと、USB接続でマイクロSDの中身を認識できる、いわゆるマスストレージクラス対応となったのだ。但し、サードパーティ版である。
書き込み方法は、
過去記事を参照の事。くれぐれも自己責任で。
それと、これも当たり前の話だが、マイクロSDは購入して入れておく必要がある。
相性問題は過去記事を参照の事。フォーマットはFAT16かFAT32で行う。SDHCや2GBを超えるもの、著作権保護付きはどれも不可。seeed studioではsandisk社の2GBで動作確認をしているとの事だ。
メニューは上下、値変更が左右、そしてMキーでサブメニューという統一されたユーザーインターフェースで、むしろ純正ファームウェアより使い勝手がとても良い。キャリブレーションメニューもあって、波形の大きさやグラウンドオフセットも設定できるのもポイント。
FIという項目のサブメニューにSave Imgという項目が追加された。これをフォーカスして、Mキーを長押しすると、ファイル名の数字がインクリメントされ、BMPとしてセーブされる。
refとか、Proとかあるが、恐らく設定ファイルの保存も出来る様になっている。
ただ、DSO Nanoには時計が無いので、ファイルのタイムスタンプが打てない事と、ファイルシステムで新しくファイルを作成しないので、予めダミーデータとして、数字の連番を変えたファイルを作る必要がある。ちょっと面倒ではあるが、10個も作っておけば事足りると思うし、動作中、USBからBMPデータを直接アクセスできるので、さほど問題にならないだろう。
DSO Nanoの中身はこういう風に見えてくれる。今まで、どのファームウェアでも出来なかったマスストレージクラス認識が可能になった事は大きい。BMPでセーブされるので、
前回紹介した特殊なファイルを予め書いておき、メディアを抜いて、更に変換ツールを使うなんていう事をしなくても良くなる。
データはセーブしたら、直ちにアクセスが可能。BMPならワードやエクセルに簡単に貼り付けられるので、インスタントレポートの作成に、このDSO Nanoを活用する事も現実的となった。
波形のサグは仕方ないが、大体の電圧や、時間測定には十分機能してくれる。
波形セーブする以外の用途でも使用できる。転送レートはUSB1.1だが、USBメモリー的な使い方も出来るのは知っていて損ではないだろう。DSO Nanoによく使うドキュメントとか、
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