禺画像]
DSO Nanoは自分で新しいファームウェアに書き換える事が出来る。その手順を紹介しよう。
DSO NanoをUSBでパソコンに接続する時、単純に接続した場合はUSBメモリーと同様の機能(但し、未だにDSO Nano上のSDカードの内容は確認できていない)と、DSO Nanoの下ボタンを押しながら電源を入れるとファームウェアーのアップグレードが可能なモードとなる。
この場合、別途ドライバが必要になるので、予め用意しておく。説明書ではSTマイクロのZIPのダイレクトリンクが書いてあるが、ホームページでは
このページであり、そこの
um0412.zip(ファイルへリンク)をダウンロードして解凍する。
禺画像] 適当なフォルダーに解凍後、DfuSe_Demo_V3.0_Setup.exeをダブルクリックして起動すると、インストーラーが起動し、ドライバーを含めUSB転送に必要なアプリケーション類がDfuSeとして生成される。
禺画像] USBをPCと接続、下ボタンを押しながら電源を入れるとファームウェアアップデート開始
禺画像] その後ハードウェア検出ウィザードが立ち上がるので
禺画像] 標準では"C:\Program Files\STMicroelectronics\Software\DfuSe\Driver" を指定する。写真ではx86の所まで指定しているが、これでもOKだった。
ドライバーがインストールされれば、ファームウェアの転送が出来る様になる。
禺画像] ファームウェア書き換えは、DfuSe Demonstrationを起動する。 ファームウェアは予めダウンロードする必要があり、
seeed studio Forum のDSO V1.1 open source codeの下の方にある、ファイル名
DS0201_FW_V2.02_SS.rar [20.01 KiB] をダウンロードしておく。ちなみに、12月上旬に出荷されたDSO Nanoは既にこのバージョンになっているのでアップデートの必要は無いが、後述するサードパーティのファイルの書き込みや工場出荷状態に戻す時必要なので、是非ダウンロードしておく事をオススメする。
禺画像] DfuSe Demonstrationアプリケーションを立ち上げると、この様な画面になるので、説明書にも書いてある通り1Verify after downloadにチェックを入れ→2ファイルを選択し→3Upgradeの順番で操作を行えば良い。書き込むときは一回アラートが出るが、「はい」を選択する。アップデート時間は数秒で終わるだろう。 Verify successful !と表示されたら書き込めたのでアプリケーションを終了してからUSBを外し、DSO Nanoの電源を再立ち上げすればよい。
禺画像] これは通常の起動画面。
禺画像] これをサードパーティのファームウェアを書き込んだ場合の起動画面の画面である。サードパーティのファームウェアは
こちらから
dso201_V1.2Paul.rar [25.15 KiB] をダウンロードして、先ほどの書き込みと同様の操作をすればOKである。
禺画像] 画面を比較してみよう。こちらは純正のファームウェアの場合、
禺画像]
セコメントをする