このデバイスには±2%精度の内部発振を持っているので、セラロックを省略し、コントラスト用のボリウムと10KΩの抵抗、100Ωの抵抗2本とコネクター類で完成する。
PIC16F628とセラロックを使うより、更に100円安くなっている。
今回の移植では、8MHzで動作させているので、Read modify writeの対策として用意されたLATは使用していない。
回路図は、至ってシンプル。LCDの電源変更の為の回路やICSPの回路もあるが、これらを取ってしまえば更にシンプルになる。また、3.3Vで動かしたい場合にも、CCP1に約80KHzの発振出力を持っているので、従来通りの負電源回路も搭載可能だ。
一つのピンが空きピンになってしまっているが、シリアル通信を使うと、この空きピンがTXとなる為である。
回路図やバイナリー、ソースコードは
ホームページ上からダウンロードできるようにしている。
受信するときCtrlコードを利用して、カーソルを消すなどにも対応している。また20桁4行は開発中なので、出来たら公開予定。→
できました!
以上、色々と便利なこのLCDシリアルモニターを、色々な場面で使って頂けたら光栄である。
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