古い電気製品を買い換えて夏の電力不足を乗り切る
2011-04-20


暖かくなってきて、暖房需要が減り、また省電力意識も高まったため、今では60%〜85%程度の電力消費までとなり、計画停電も実施されなくなった。

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しかし、これから夏にかけて電力が逼迫する可能性がある。
家庭では、省エネとかで電気を小まめに消したりしているが、そもそも家電が大飯喰いの物は無いだろうか。私のサイトでは、ここここで、新しい家電のほうが、省電力という事である事を紹介している。

買い換えた方が良い家電製品を挙げてみる。
※あくまでも私の個人的見解です。
テレビやモニター ブラウン管は14インチでも120Wも消費 → 液晶なら17インチでも35W
エアコン 80年代〜90年代のは特に電力を消費 → 2005年以降のであれば 従来の1/3以下
冷蔵庫 →最新の方がより綿密なパワーマネージメントを行っている
電球 →LEDや蛍光灯方のが各社発売されている。1/4〜5に抑えられる

また、電気よりもガスなどを使用した方がよい物。大抵は電熱系が効率が悪い。
電気コンロ 正直論外。殆どがロス電力。
電気オーブン ガスを使うか、電子レンジで短時間に調理する方がよい。
湯沸しポット →電気保温は意外にもパワーロス。魔法瓶タイプにするか保温をしないで使い切る

省エネ活動は大切であるが、今一度古い電気製品を見直す事も有効だろう。家庭ならやっぱりエアコンの入れ替えが電気代をぐんと安く出来ると思う。


あと、良く誤解されやすい事も挙げておこう。

・関東で逼迫した電力事情でも、関西が節電しても変わらず。(50Hzと60Hz地域では電源の相互変換が大量に出来ない)
・夜中に節電すれば、日中に貯金ができるというのは不可能。(水力発電などでの夜間ポンプで水を上に上げておく揚水式水力での貯金はできるが、火力や原子力などのベース電源で需要に合わせてパワーをコントロールしている)
・地上デジタルテレビは、コンセントを抜き差しして電源を切ってしまうと、番組情報などがリセットされ、画面に映っていなくても、中ではずっと稼動している事があり、電力を多く消費する。(外出以外であれば、リモコンの電源操作だけで十分)

まだ昭和の時代、私が上京してきたときは、横浜線は扇風機と外気での運転だった。クーラーがまだまだ高価な時代だったが、夏を工夫して過ごして来た。快適を知ると人間は中々元に戻れないが、今年の場合は本当に切実な事になりそうだ。

[生活]

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