電波時計がパソコンとヘッドフォンで更新できる!!電波時計用JJYシミュレータの紹介
2011-03-30



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 このブログで何度か登場している愛用の腕時計。この時計は電波時計であるのだが、数秒ずれていた。毎朝2時と4時に自動受信するが(pdfカタログより)、前回の受信履歴が常に”N”、つまり受信なし。 それもそのはず、地震で福島のJJY発信(40KHz)が停波しているからだ。
福島第一原発の20Km圏のため、設備に入れないとの事

 → 4月21日13時54分に暫定的に送信を再開


 この時計は、りゅうずがあるので、それを回して手動で合わせる事が出来るのだが、ムーブメントが防水なので、出来るだけパッキンを開く事はしたくない。まあそれでも時計を合わせたいと思い、ネットで調べてみると、なんと、電波時計用JJYシミュレータなんていうソフトがあるではないか!!!


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 どうやっているかというと、パソコンの時刻をJJYのフォーマットに則って音声加工して出力させるという物だ。

「え?JJYって40KHzの長波だよね?パソコンの音声出力は20KHz位なのでそんなことできる?」

と思うのが普通なのだが、これは3次高調波である13.333KHzの音を再生することにより、その3倍の39.999KHzの電波を出せるのだ。なる程、これならパソコンの音声出力で良いわけだ。

 さて、この音を出すだけでは電波時計には伝わらない。そこで登場するのがループアンテナが必要なのだが、電子工作をしない人でも、100円ショップで売っているイヤフォンやヘッドフォンなどを加工すればできる事がサイトで紹介されている。

 ループアンテナといっても、何か巻いてあるものだったら何でも良いので、ヘッドフォンを直接使ってみた。


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 音質ロスを避けるため、直接パソコンの音声出力(黄緑の端子)にヘッドフォンを差し込んで、音量最大にし、



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 ヘッドフォンの耳を当てる部分にそのままくっつけて置く。ヘッドフォンの磁石があるので、ゼムクリップがいっぱいくっつく様な物は時計が磁化してしまうので良くないが、このヘッドフォンの磁力は殆ど無かったので、このようにしてみた。


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