つい最近、PICの本を買ってみた。「PICで動かすUSB」という本である。
「構造を理解するな、活用法を知ろう。」
という帯が巻いてある通り、PICをUSBで動作させる事が事細かく説明されている。
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この作って慣れろ精神は、私は好きな方だ。とはいう物の、事細かく読んでいくと内容の濃さに驚かされるであろう。
対応デバイスは、今では安く国内で簡単に手に入るUSBコントローラー内蔵のPIC18F14K50とPIC18F2550の二つに絞ってある。
基板は、それぞれのPICに対応した基板付属。部品はどれも簡単に通販で手に入るものばかりである。
言語はでMPLABのC言語であるC18をMPLAB上で使用する。CDやDVDは付属せず、ソフトウェア関係は全てダウンロードして対応だ。もちろん、本書で取り扱っているコードは
サポートページからダウンロードできる。
作者のブログはこちら。
文章が堅苦しくなく、読み手を引き付ける説明で大変よい。なのに、スクリーンキャプチャーなどが多用されて、かゆいところにまで手が届く内容となっている。
最終章ではVisual C++の事が書いてあり、windows+PICを自由に操れそうな予感を感じさせる本である。
さて、もう一つ。
これは、発行されてからもう5年経ち、扱うPICC LiteもVer8.05PL2と古いが、私がHITECH PICCを使う上で良く参考にしている唯一日本語で解説しているPICの本である。
MPLAB8.53に付属するver9.65PL1として読み替えても、大抵の部分は参考になる。
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